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半戸外空間が縦に繋がる家ＫC_HOUSE

前面道路より見た建物全景


	KＣ_HOUSE □所在地：那覇市 □用途地域：第一種中高層住居専用地域 □敷地面積：129.45平方メートル（約39.08坪） □建築面積：75.25平方メートル（約22.76坪） □延床面積：222.29平方メートル（約67.24坪） □家族構成：2世帯　1階　/　2、3階夫婦・息子2人 □車庫台数：3台 □構造：鉄筋コンクリート造、杭基礎 □階数：三階建＋屋上ペントハウス □竣工年：2005年 □施工会社：株式会社　創建設 □設備施工：ライフ工業 □電気施工：みなみ電設工業

新都心の中で、ﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄを保ちながら、ｵｰﾌﾟﾝで開かれたオアシス的住宅を目指す。箱でありながら、いかに外部を中に取り込むか。その答えとして、階段を利用した吹抜けの半戸外的空間をつくり、光と風を取り込んだｵｰﾌﾟﾝﾙｰﾑﾌﾟﾗﾝとなりました。それによって中から外へと開かれた住宅となり、各層がひとつと感じられる住まいになっています。

　アプローチ奥に玄関からも眺められる水盤をつくり、涼をよぶ憩いの場となっていて金魚も大きく育っています。
　将来のエレベーター用の基礎を利用したものです。

　暗くなりがちな階段に、段ごとにスリットを入れて光を呼び込む

　階段を上がるとリビングに繋がる光と風の抜ける半戸外空間。テラコッタ風タイルの床です

大開口の前にある靴箱は表・裏面共にアク
リル版を使い、光を通すオリジナルです。

　　間仕切りをＴＶﾎﾞｰﾄﾞ裏に収納でき、ひとつ
のｵｰﾌﾟﾝな空間として利用できます。

3階に上がるとウリン材の木ﾃﾞｯｷ。
家族共有の収納があります。

　３階居室は、建具で仕切ると2つの子供部屋に。

大開口部の窓の形状は光と風を取り込む
ために４種類の窓の組み合わせ。朝日の
入るﾃﾞｯｷｽﾍﾟ-ｽは喫茶ｺｰﾅｰになります。

壁面は、階段に合わせた細長いｽﾘｯﾄ状
の光取りになっていて、足元の飾り棚に
もなっています。　

3階ﾄｲﾚは明るく、琉球ｶﾞﾗｽを入れることによって外観にも楽しいポイントを与えています。

　天窓と側頂窓で明るく、2階から見上げる　　と圧巻です。お昼頃琉球ｶﾞﾗｽの光が床面　に色を付けています。家族ひとりひとりが　　選んだ色は、まるで家族を表しているかのよう。

　明るい階段室の一角は書斎として利用しています。

　屋上は、イペー材のデッキです。上に布などを掛けて日陰をつくります。

木ﾃﾞｯｷのある屋上

１階は２世帯住宅として
フレキシブルに間仕切れるようになっています。

　マンションに隣接する壁は、外からの視線　を遮るため、外からは6センチ幅のｽﾘｯﾄ窓　。夜になると光が線となって漏れます。

図面やその他の資料をご覧になりたい方は、ぜひアトリエ・ノアへ御連絡ください。